スポーツ障害を予防するためには、ウォーミングアップやクールダウン、アイシングといったコンディショニングをしっかり行い、スポーツ特性や自分の体力にあったトレーニングを行うことです。
骨の成長している時期には、無理に同じ練習せず種目やポジションを変えたりして痛みの出ている部位への負担を減らすことも重要です(例:リトルリーグ 肘)。
また、応急処置がとても重要です。けが(外傷)に対し早期に適切な処置を行わなかったために、障害へつながってしまうこともあります。
病院などに行って医師に対し自分のけがについて話す場合、スポーツ外傷なのかスポーツ障害なのかしっかり分けて説明できるようにしましょう。
また、今の痛みがいつからどのように出たか、時間の経過とともにどのように変化しているのかもしっかり話せると良いでしょう。
病院で症状を説明するポイント
- いつ(いつごろから)
- どのようにして(何をしていて)
- どうなったのか(捻ったのか、ぶつかったのか)
- 痛みの変化は(楽になっている、ひどくなっている)
さらに病名で治療法が決まるのでは無く、『どういう状況でどのくらい困っているか』で治療法が決まってくるので、自分の状態をしっかり説明できるようにしましょう。