皮膚(お肌)の老化を再生医療で治すには

PRP(多血小板血漿)皮膚再生療法とは

皮膚(お肌)の老化を再生医療で治すには

PRP(多血小板血漿)とは、自身の血液を遠心分離にかけ血小板を抽出したもの、いわゆる血小板を濃縮した液体のことを言い、新しい組織や細胞の成長を促す栄養素が豊富に含まれています。
PRP療法では患部に小さい穴を開け、 「新しいケガ」を故意に起こします。この「新しいケガ」により、治癒(修復)することを忘れ慢性化してしまった患部を「急性」の状態に戻し、再び患部に炎症を起こさせるのです。
そして血小板の修復させる作用を利用し高濃度にした血漿(PRP)で修復能力を高め、自分の治癒能力で根治しようという考えのものです。

PRP(多血小板血漿)皮膚再生療法の効果

PRP (Platelet Rich Plasma:多血小板血漿)皮膚再生医療とは、ご自身の血液から、高濃度の血小板を含む血漿を取り出し、皮膚に注入する治療です。
PRPには、たくさんの成長因子が存在します。投与された成長因子がご自身の皮膚組織を再生を促す最先端の皮膚再生治療です。

PRP療法のメカニズム

PRP療法は自分の血液から抽出した、血小板の濃縮液です。
血小板に止血作用があることを知っている人は多いと思いますが、実はそれだけではありません。
同時に様々な成長因子(グロスファクター)を分泌。種類によって、コラーゲンをつくったり、血管や皮膚をつくったり、骨細胞を刺激したりと役割は違いますが、細胞の増殖を促進する作用で自然治癒能力が発揮されています。

血小板を濃縮したPRPに含まれる成長因子は、なんと通常の3~5倍!それらの作用で、組織の修復やダメージの治癒がなされ、痛みが抑制されるというわけです。

皮膚(お肌)の老化を再生医療で治すには

PRP治療の流れ

治療はカンタン!!3ステップですぐに帰れます。

皮膚(お肌)の老化を再生医療で治すには
1. 採血
皮膚(お肌)の老化を再生医療で治すには
2. 遠心分離し血漿成分を抽出
皮膚(お肌)の老化を再生医療で治すには
3. 患部へ注射

皮膚の老化に対して期待される効果

顔面や首などの皮膚の加齢性変化(しみ、しわ、たるみ、毛穴など)の改善を目的とし、患者様の皮下脂肪由来の間葉系幹細胞を培養し注射する方法です。
従来のレーザー治療やヒアルロン酸、ボトックスでは得られない肌全体の若返りが期待できます。ご自身の細胞を用いますので拒絶反応もなく安全な治療です。

効果①自己の細胞による再生

幹細胞は臓器や皮膚、骨や筋肉にもなり得る細胞です。この性質を利用し、自身の幹細胞を培養して投与することで身体がダメージを受けている部分を再生できる可能性があります。自身の血液や脂肪を利用するため、アレルギーや拒絶反応といった副作用の心配はありません。

効果②高い安全性

再生医療はその計画を厚生労働大臣に提出し許可を受けた施設でしか治療は行えません。

効果③身体の負担が少ない

ごく少量の血液をとるだけなので、入院や手術の必要はなく、高齢の方でも治療ができます。

再生医療とは?