四十肩・五十肩の症状と治し方を再生医療医が分かりやすく解説!リハビリやPRP治療も

2019.11.25

カテゴリー: 関節

四十肩五十肩にPRP療法が有効

こんにちはDr.サカモトです。

ここでは、四十肩・五十肩について解説していきます。

四十肩・五十肩の症状は、例えば

・服を着るときや袖を通すときに肩が痛かったり
・ちょっと上の物を取るときに肩を痛めたり
・ゴルフでスイングするときにちょっと肩が痛くて上がらなかったり

といったものがあります。

このページではそういった四十肩・五十肩について詳しい説明をしていきます。

四十肩・五十肩の原因

肩関節の骨と骨との接地面積はかなり少なく、腕の周りの三角筋などで支えています。つまり肩の関節は筋肉で支えているんですね。

40代50代になると、筋肉が衰え少し噛み合わせが悪くなり炎症を起こしてしまいます。炎症を起こすと肩を動かさなくなり、余計に固まり、痛みもひどくなるという悪循環に入ってしまうんです。

そのようにして2ヶ月以上経過しかなり硬くなってしまって、初めて病院に行くというケースが結構あるんですね。

これがよく言われる四十肩五十肩の原因です。

四十肩・五十肩の治療法

四十肩・五十肩の方が外来に来られるときは痛みが始まって数ヶ月経っていて、腕がほとんど上がらなくなっている方が多いです。それは肩関節の医学用語で拘縮といいます。

拘縮とは、鉄で例えると、鉄が錆びてしまった場合なかなか動きませんよね?その鉄のさびを取るときには油をさして動かしますよね?

それと同じで、肩関節も痛みの部分にヒアルロン酸やステロイドを注射して動かすという治療が必要になってきます。もちろん注射だけじゃなくてその後動かすというリハビリもすごく大切です。

四十肩や五十肩でかなり痛みが強く関節が動かしにくい方に関しては、週に1度注射を打ちながらほぼ毎日リハビリしたとしても、治癒するまで約半年〜1年以上かかる人が多数です。

PRP治療や幹細胞治療も有効

しかしながら、最近のトピックである再生医療、PRP治療や幹細胞治療によって、実はその時間がかなり短縮されます。

週に一度注射を打ちながら毎日リハビリを行って一ヶ月で腕が上がるようになればいいほうなのですが、PRP治療や幹細胞治療を行うと、1回の注射だけで同様の成果が出ることがよくあります。それだけPRP治療や幹細胞治療の効果は絶大だといえます。

PRP治療や幹細胞治療と並行してリハビリも行いましょう

もちろんPRP治療や幹細胞治療によって関節の痛みは軽減されますが、それに加えて肩の周りの筋肉を伸ばしたり、筋力をつけたりして、痛みを取らないといけません。

なのでPRP治療と並行してリハビリをするのが一番ベストです。

四十肩・五十肩の検査方法

四十肩・五十肩に関して病院でする主な検査としては、レントゲン検査そしてMRI検査などがあります。

レントゲン検査では四十肩・五十肩の症状は映らない

レントゲンでは、はっきりと四十肩・五十肩の症状は映りません。レントゲンは筋肉は映らず骨しか映らないからです。

ただ肩のレントゲンを撮った時に「関節に石がある」と言われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

その石というのは、医学用語で石灰沈着性腱板炎という別の疾患です。

MRI検査は受けましょう

MRI検査では、炎症を起こして水が溜まっているかどうかが確認できます。詳しい検査をするときは、MRI検査は受けましょう。

四十肩・五十肩のよく見られる症状

四十肩・五十肩でよくある症状としては、手が挙がらないだけではなくて関節から二の腕にかけて痛みが出ることがあります。

特に夜寝るときに出る夜間痛や、お昼でも座っている状態でもじっとしてても痛いことがあります。

ここで注意しなければならないのが、頸椎のヘルニアです。首から手の方に神経が出てますので、首がやられてしまうとちょうど腕から指先にかけてしびれや痛みが出ることがあります。これが頚椎のヘルニアです。

しびれが肩から肘で止まる場合は、四十肩・五十肩が疑われますが、指先までしびれが出たときは、肩ではなくて首の疾患、首のヘルニアの可能性があります。その場合は、一度詳しく調べてみたほうがいいでしょう。

四十肩・五十肩の予防法

四十肩・五十肩の予防法ポイントは次の通りです。

・肩の周りの筋肉を鍛える
・肩をよく動かす
・筋肉を柔らかくする

関節の周りの筋肉が衰えてくるとなりやすい病気なので、普段から予防として肩の周りの筋肉を鍛えていただく、それと肩の関節をよく動かして筋肉を柔らかくすることが大切です。

四十肩・五十肩の対処法

四十肩・五十肩になって少し肩が痛いなと思えばすぐにクリニックや病院にいきましょう。その後の治療の期間がかなり短くなります。

私のクリニックにも、よく2ヶ月経って本当に上がらなくなってから来られる方が多いのですが、早期治療すれば早く治ることが多いので、皆さん早めに行かれた方がいいと思います。

まとめ

四十肩・五十肩について詳しく解説いたしました。少しでも痛みが感じられたら、早く治すためにすぐにクリニックへいきましょう。PRP治療や幹細胞治療といった再生医療も有効な治療法ですので、ぜひお近くのクリニックへお尋ねください。

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