PRP(多血小板血漿)療法とはどんな治療?再生医療医が解説

2019.11.25

カテゴリー: 再生医療

PRP療法(PRP治療)とは

こんにちはDr.サカモトです。

「PRP治療(PRP療法)」という言葉が、最近テレビや雑誌などで話題になってきています。一度は耳にしたことがあるかたも多いのではないでしょうか?

しかしながら、言葉は耳にしても、PRP治療(PRP療法)が実際どんなものなのか分からないかたがほとんどだと思います。

そこでこのページでは、そもそもPRP治療(PRP療法)とはどんなものか?分かりやすく解説していきます。

ぜひ最後まで読んで、PRP治療(PRP療法)がどんな治療法で、どんな人にオススメなのか、副作用やリスクはないのか、などの理解を深めていきましょう。

PRP治療(PRP療法)とは?

PRP治療(PRP療法)とは、血小板の修復させる作用を利用し、高濃度にした血漿(PRP)で修復能力を高めて自分の治癒能力で治す治療方法です。

例えば、自分の身体に傷が付いたときに、自然にかさぶたが出来て治っていきますよね。この自分の自然治癒力を活かした治療方法がPRP治療(PRP療法)です。

自分の傷を治す力を高め修復能力を促進するために、血液の中の血小板成分だけをたくさん凝縮して集めてそれを体内に戻すといった治療を行います。

PRP治療(PRP療法)はどんな人にオススメ?

PRP治療(PRP療法)は、次のようなかたにオススメです。

・膝や肩などの関節の痛みで今治療しているがなかなか痛みが取れないかた
・痛みが慢性化してして他に治療法がないかた
・スポーツをしていてけがをして早く復帰したいかた

PRP治療(PRP療法)は安全なの?副作用はないの?

PRP治療(PRP療法)は、厚生労働省の第3種という認可が必要となります。つまり安全性が確立されたクリニックでしか行うことができません。また自分の血液を使うため、アレルギーなどといった副作用のリスクが少ないという特徴があります。

PRP治療(PRP療法)は最新医療なので、不安に思われるかたもたくさんいると思いますが、正規のクリニックでは安全性が確立されているので、安心して治療を受けることができます。

PRP治療(PRP療法)の流れ3ステップ

PRP治療(PRP療法)の流れを3ステップで解説します。3ステップの所要時間は、なんと30分という短さです。

PRP治療(PRP療法)のステップ1

まず1つ目、必要な分だけの採血をします。

PRP治療(PRP療法)のステップ2

二つ目、取り出した採血を遠心分離機にかけて、血小板成分だけを集めて抽出します。

遠心分離機によって血液はいくつかの層に分かれます。血小板の多い血漿をPRPと呼びます。

PRP治療(PRP療法)のステップ3

そして3つ目、血小板成分を多く含んだものを抽出したPRPを患部に注射します。

前述の通り30分で3ステップの治療を終えることができます。

PRP治療(PRP療法)は痛みがあるの?

PRP治療(PRP療法)を行ってから2、3日は少し炎症が生じて痛みを伴うことがありますが、その後は痛みが消えていくのでそこまで心配することはありません。

PRP治療(PRP療法)は多くのプロアスリートが受けています

PRP治療(PRP療法)は、損傷した部位を素早く修復する機能がありますので、プロアスリートなどもたくさん治療を受けられています。

例えばタイガーウッズや、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手などもこの治療を受けています。

当院リペアセルクリニックにも現役のプロのサッカー選手が膝の治療で来られました。
そしてPRP治療(PRP療法)を行い、現在はケガから復帰されて試合にも出場しています。

このようにPRP治療(PRP療法)は、沢山のプロアスリート選手にも行われておりとても身近な治療になっています。

まとめ

PRP治療(PRP療法)は、血小板の修復させる作用を利用し、高濃度にした血漿(PRP)で修復能力を高めて自分の治癒能力で治す治療方法です。

膝や肩などの関節の痛みで今治療しているがなかなか痛みが取れないかた、痛みが慢性化してして他に治療法がないかた、スポーツをしていてけがをして早く復帰したいかた、などにオススメの治療法です。

PRP治療(PRP療法)は、厚生労働省の第3種という認可を取得し安全性が確立されたクリニックでしか行うことができません。また自分の血液を使うため、アレルギーなどといった副作用のリスクが少ないという特徴があります。

PRP治療(PRP療法)の所要時間は30分程度と短く、損傷した部位を素早く修復する機能があることから、プロアスリートも多数治療を受けています。

私たちにとっても身近な治療法となってきていますので、ご興味があるかたはぜひお近くのクリニックに相談してみてください。

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